小さな術は名前が無くとも使えたりしますと、今更言ってみます。
（例えば暑い時に掌サイズの氷を出したり、逃走用の追い風とか…。）
―――ン、本当に小さい。
―水遁―
水遁・冷水弾の術
掌から銃弾みたいな水の弾を相手に放つ遠距離系の術。
連射できるのは5発まで、次の連射をするには一回握り拳を作る必要がある。
弾自体はピンポン玉位の大きさだが、当たれば強いダメージが与えられる。
しかしあくまで銃弾と同じで真っ直ぐにしか飛ばない。
水遁・大激流の術
両手を地面に当てる事で、どんな地形においても激流を起こさせる高等忍術。
地下にある水脈から土等を伝って強制的に水を上昇させる仕組み。
（コンクリートも壊す事が出来る）
威力は滝の流れのように強く、巻き込まれれば容易に脱出は出来ない。
水遁隠術・円柱水陣
水を纏った五本の棒手裏剣を標的の人物を中心に五芒星の形になるように地面に突き刺し、
それを媒介に地下水をくみ上げ、相手を円柱型の水壁で閉じ込めつつ己の姿を視認させにくくする。
棒手裏剣が一本でも地面から抜かれれば術は解けてしまう。
―風遁―
風遁・旋風の術
術者の周りに竜巻（旋風）を発生させ、攻撃を防ぐ防御系の術。
竜巻の中心となる場所は至って安全だが発動している時は常に印結が必要な為、
防御されていない上空から攻撃に弱く、反撃もしにくい。
風遁・風纏・カマイタチの術
風を身体に纏う事で身体能力を3倍にし、相手に特攻する為の高等忍術。
接触する事で相手に切り傷等のダメージを負わせる事が出来る。
その反面リスクは高く、術中は切り傷を作り、術が解けると暫し動けなくなる。
因みに発動中の術者の変化として目の色が蒼くなる特徴がある。
風遁攻術・風刀乱舞
刀とクナイの合体武器に風を纏わせた近距離型の攻撃術。
武器は全長130cm、両刃。最大威力は一太刀でコンテナの形を変えるほど。
風の強弱も調整でき、斬・飛・突等多種多様な使い方が出来る。
風遁纏術・風龍
ヨーヨーに風を纏わせた近・中・遠距離全てにおいて使える術。
従来の打撃力に風の切れ味を付加させる事で変幻自在の刃として使用できる。
ただし使い慣れていない為に完全操作の自信は無い。
風遁纏術・風薙
忍刀に風を纏わせた近・中・遠距離全てにおいて使える術。
風刀乱舞との違いは風の一閃を飛ばす事ができる事。（纏わせる風の量が少ないため。）
―氷遁―
氷遁・凍氷の術
手から冷気を出しながら、触れた箇所を凍らせる術。近距離忍術。
凍らせる事で動きを封じたり、凍傷を負わせる。
対象は熱を持つもののみ。
氷遁・輪舞・豪白雪の術
どんな天気の状態においても雪を降らせる事の出来る高等忍術。
豪雪を生じさせ、視界をほぼゼロにする事が出来る。
直接攻撃として使用する時もあるが、補助的な面でも役に立つとか。
氷遁纏術・気空氷結
『氷遁・凍氷の術』の応用バージョン。身体から放出される冷気を武器に纏わせ、
空気中の水分を凍らせて防御や攻撃をする術。
冷気は視認出来るので見切られれば実に回避されやすいのが難点。